魚の皮膚はデリケート
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釣れぜネットイーン!

 

こんにちは。

宮崎です。

 

 

みなさん、魚を釣った時どうしてますか?

 

手に持ったり、写真撮ったりしますよね?

嬉しくて持ち上げたり、匂い嗅いだり。

ん?しない?

 

僕はよく匂い嗅ぎますよ(笑)

 

 

まあそれは置いておいて、

魚の皮膚はデリケート

ちょっと思い立ったのでこんなタイトルのことを書いてみました。

なぜこんなことを書くか。

 

こういうことって教えてくれる機会あんまりないんですよね。

やるやらないよりも、知らない人も多いと思うので書いてみました。

 

 

魚の皮膚は弱い

 

そうなんです。

魚って硬いウロコがあって強そうに見えますが、

実は超弱いです。

 

 

弱いので粘膜(ヌルヌルした膜)で体を守っていますが、

触ったり砂がついたりすることで粘膜が剥がれてしまいます。

 

するとそこから感染症になったりして病気になり死んでしまいます。

 

どの魚も一緒だと思いますが、抜きあげて泥やゴミが体表についたりした際、

リリースする場合はゴミを落とさず、そのままリリースしたほうがいいですね。

ゴミと一緒に粘膜も落ちてしまいます。

 

ハリの傷も気をつけたいですが、体の扱いにも気を使ってあげたいですね。

 

ウロコのないナマズなんか特に弱いです。

以前、何気なくつかんだら手形のまま皮膚がただれてました。

 

この時は泥を吐かせるため数日飼育しましたが、

日ごとに皮膚が白くなって行きました。

 

まっそのまま美味しくいただきましたけど・・・

 

魚の体温は水温と一緒

多くの方がご存知の通り、魚は変温動物ですので、

周りの温度と体温がほぼ同じです。

 

池や川の水温っていくら高温になっても30度前半がいいところじゃないですか。

それに比べて人間の体温は36度くらい。

風邪引いてたら38度くらい?ってそんな奴は釣りしないか(笑)

 

つまり人の体温は魚には熱すぎるんですよね。

 

対策方法

全部を細かく対策するのもやりきれない部分がありますので

簡単にできる方法を書いていきます。

 

1、なるべく手を冷やす

水中に手を入れ少しでも手の温度を下げます。

こうすることで魚へのダメージを減らせます。

逆に冬場は冷えてるからそのままでもいいかもしれませんね(笑)

 

 

2、写真を撮る時はタオルなどを引く

あらかじめ水をまいたりすればいいんですが、そうもいかない時、

濡らしたタオルや日陰の草の上に置くなど気を使ってあげたら

魚もダメージを受けにくいですね。

 

夏場の熱したコンクリートは絶対NGですよ。

人間だって火傷しますからね。

直置きしたら半身焼けますよ。

 

3、水から出さない

水中から出さないのが一番ダメージが少ないです。

管理釣り場なんて、魚にさわらずフックだけを持ってリリースしますね。

 

あんな感じです。

 

まあ写真撮ったりもしたいので仕方ないんですが、

取らない魚はそのままリリースしてあげたり

水中で写真撮ったりすると魚に優しいですよ。

サイズだって自己満足ですから、僕の場合はだいたいわかれば良いんです。

 

4、ラバーネットを使う

今は多くの方が持っています。

フックを外したりするとき、どうしても魚が暴れてもたついてしまいますね。

それを陸上でやっちゃうとかなりのダメージです。

ラバーネットを使うことで水中で作業できるのでダメージも軽減できますよ。

 

まとめ

ちなみに釣った魚を食べる人は気にしなくてもいいと思いますが、

ゲームフィッシュはリリース前提でいかにダメージを少なく

水に戻せるかってとても大切なことだと思います。

 

ちょっとのことで魚が減らずに済めば

次も釣れてくれる確率上がりますからね。

 

魚に優しい釣り人はかっこいいですよ。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

宮崎