ルアーの出す波動と使い分け
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こんにちはNFGです。

 

 

ルアーの話でよく

「波動」

という言葉が使われます。

人によって捉え方は様々で波動は関係無いよって人もいますが、

僕の場合「水を動かす力」という意味で波動を捉えていますのですごく関係あると思いっています。

 

その水の動きを魚が感知する器官が「側線」という場所になります。

魚を横から見るとエラのあたりから尾鰭に線があるのでわかると思います。

 

濁った水や視界の悪い夜なんかは特に側線に頼ってますよね。

 

水の中で生活している魚にとって水を動かす存在はエサであったり、危険なもの

であったりするので、それだけ重要な情報なんだと思います。

 

だからこそしっかり感知するように側線も進化して来たんだと思います。

 

 

潜水艦の映画とかって艦内の小さな物音なんかにも注意を払い僅かな音でも

別の艦に気付かれてしまいます。

それくらい水中の音(波動)は重要なんですね。

 

あくまで僕の個人的な考えで専門的なことはわかりませんので

絶対そうとは言えませんが釣りをする上で考えてることですのでよかったら参考にしてください。

 

ということで今回は波動の話です。

 

 

ルアーによる波動の強弱とは

波動を別の言い方にすると「水押し」つまり水を押す力ですね。

 

水の中で物が移動すると必ず水を押し退けて移動するため、動いた水が伝わっていきます。

 

わかりやすくいうとルアーを引いて来たときにより抵抗(重く感じる)があるものは

水押しが強いということです。

 

お風呂の中で手のひらでお湯をかき混ぜると感じる水圧、あれも水押しです。

 

大きなルアーや抵抗の強いルアーはそれだけ水を押すのでより波動も強くなる感じですね。

波動が強いと存在感も増すので、それだけ魚に対してアピールが強くなる。

そんな感じです。

 

波動にもいろいろある

一口に波動と言っても種類があり、

ウォブリングの強いルアーとロールの強いルアーでも出す波動は違って来ます。

動きの質が違うので水が動く方向も変わり、波動の伝わり方も変わって来ます。

 

また、ルアーの硬さによっても波動は変わります。

同じ大きさでも硬いプラスティックとワームのような柔らかい素材で水を動かす力が変わります。

単純に手元に伝わる強さも違いますが、魚がその波動をどう捉えるかが大事ですね。

 

魚の種類によって泳ぎ方も違うので出す波動も違います。

感じた波動を魚がエサと取るのか、危険な何かと取るのかはその魚次第ということですね。

 

大型魚は小魚の波動でお腹が減るかもしれませんが、

小さな魚は大型魚の波動で警戒するかもしれません。

 

波動が強ければ釣れるというわけではないのはそこだと思います。

 

波動だけじゃないから面白い

波動に意識を払うのはとても重要ですが、釣りは波動以外にも

色や音、匂いも使います。

 

ちなみに音も振動なので波動と一緒なんですが、別に考えた方が分かりやすそうなのでそうしました。

そこにいる魚がどんなものを求めて、どんな物に警戒するのか、

一概には言えませんが、トータルでバランスをとっていかに魚を騙せるか考えるのが面白いですね。

 

単純な波動の使い分け

その場の状況で絶対は言えないので単純な使い分けになりますが、

スレてないフィールドや魚のスイッチが入ってる時、捕食モードの時は

波動を強くして気付かせてあげるとバイトにつながりやすいです。
(限度はありますけどね)

 

逆にスレて警戒心が強いときは波動が強すぎると返って逆効果になりやすいですね。

また、水面が波立ってる時は多少強くしないと気がつかないし、水面が鏡のような

ベタ凪の時は弱くても魚は気付いてくれそうですね。

そんなことを意識して使い分けてみてください。

 

 

まとめ

究極のマッチザベイトはルアーのサイズや色だけでなく波動もしっかり似せること

なのかなと思います。

 

側線のない人間には難しい話ですが、そこをトライ&エラーで合わせていくのが

釣りの醍醐味であり面白いところだと思います。

 

究極のマッチザベイトの答えはそのうち出るのかな?

魚に聞いてみないとそれすらもわからないですね(笑)

 

ということで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

宮崎